GameMaker Studioでsteam向けにビルドを行う
はじめに
今回正式リリースを行った「Code Tracer」は
GameMaker Studio 2を用いて製作を行いました。
本エンジンの関数の中には実績やランキングを管理するような
Steamに特化したものが存在しており、
利用するためには追加で設定を行う必要があります。
SteamSDKのインストール
まずはsteamSDKのインストールを行います。
Steamworksにログイン後ダッシュボードへ移動します。
ページの右下の部分に「最新版SDKをダウンロード」のボタンがあるので
ここからダウンロードを行ってください。
その後適当な場所に解凍を行ってください。
GameMaker Studio側の操作
ビルドを行うプロジェクトを開いた後
「File」から「Preferences」を選択します。
「Preferences」のウィンドウが表示されるので
「Platform Settings」中の「Steam」を選択します。
その後先ほど解凍して得られたsdkのフォルダをパスで指定します。
最後にビルド時の設定をいじります。
「Game Options - Main」のウィンドウを開き
「Steam ID」の項目に自分のアプリIDを入力します。
「Options - Windows」のウィンドウを開き
「Enable steam」のチェックボックスを有効にします。
これでsteam向けの処理が有効になります。
ちなみにビルド後の生成ファイルを見てみると、
dllファイルが増えていることが確認できます。
あいさつ
初めまして、個人でゲーム開発を行っているせきつとむと申します。
早速宣伝なのですが、先日「Code Tracer」というゲームを正式リリースしました。
本ゲームは昨年10月12日より早期アクセスを開始、
随時アップデートを行ってきました。
このブログではこのゲームの製作中に得られた技術や
今後のゲーム製作の進捗等を載せていこうと考えています。
ゲーム開発や記事に関する質問などがあれば
遠慮なく質問していただけると幸いです。